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2005年01月09日(日) |
人の家見てオレんち直せ |
おじちゃんは、おばちゃんと二人暮し。 なんでも記録に取っちゃう(残しちゃう)記録魔だったおじちゃんと 捨てられない症候群全開のおばちゃんの凶悪強力タッグのお陰で もっのスゴイ状態になっていたおじちゃんち。 おばちゃんだけではハナっからどうにもなんないので 今週は若手が代わりバンコに日々分別しております。 おばちゃんのイメルダみたいなワードローブ部屋は見なかったフリで 今日はオレも片付け作業の手伝いしてきますた。
「なんかさ、あっちこっちからとんでもないもんが出てくるよあの家」 「あ、やっぱり?」 「おじちゃんの日記っつうか1行メモの手帳がさ 何十年分もきっちり置いてあるんだぜ?」 「おじちゃんマメだったからなぁ」
まぁあからさまにゴミじゃんコレ。っつうようなモノは ふかわ呼ぶほどの量じゃなかった訳ですが。
見事な判断力(無責任とも言う)で 押入れの中身をがっぱがっぱとゴミ袋に突っ込んでるオレの横で なんか考え事しているおばちゃん。 黙って見てると全部捨てちゃいますよ?
「chichiちゃん、昔、知り合いに頼まれて買わされたんだけど バッグ要らない?オーストリッチの。」 「バッグっすか?オレも無駄に持ってるんだけどなー (おばちゃんセレクトじゃオババ趣味なヤツなんだろうなー つーかなんで押入れにこんなにビニール袋が入ってるんだょ)
・・・て、おーすとりっち?ダチョウの皮?」
「20マンしたんだけどなー。要らない?」
「いただきます。ありがとうございます。」 イカン、イカン。 おばちゃんの「要らない?」攻撃はかわしちゃダメだったんだ。
「chichiちゃん、祭壇置くからこの部屋のキャビネット邪魔だよねぇ」 「そですねー。コレがあるとお仏壇買った時に置けないっすねー」 「これ、私が退職した時に買ったんだけどねー。 8万だったんだけどねー。要らない?」 「・・・いただきます。ありがとうございます。」 「こないだ〇〇のおばちゃんから貰った食洗器ね、 大きすぎて台所に置けないんだけど要ら・・・」 「それはうちにも置けませんからぁっ」
おばちゃん、これからはもう親戚からモノを貰わないで下さい。 食べないお菓子は買わないで下さい。 使わない健康器具は買わないで下さい。まぢで。 いやぁ。オレもおばちゃんから色々貰ってる場合じゃないんですよね。 イマダに〇通の箱に見下ろされながら寝てるワケだし 着れなくなったなくなった服が活断層みたいになってるし。
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