2005年08月12日(金)
稲光の中で。



昨夜
ここに来て過去の日記を読んでいた

衝動的に彼に送ったメールのおかげで
デートが出来たときの日記を読んだら
ちょっと送ってみようかと思えた

でも時はすでに22時半
もうこの時間では無理

「明日逢えるかな
 返信は明日でいいよ」

期待半ばで送信

返信が届いたのは今日の午前中
こんな時間に今夜のデートが確定するなんてね










聞いて欲しい話があった
彼にも「いつか聞いて」とは言ってあった

彼の方から振ってくれたけど

「いいよ 何てことない話だから」

             「何てことない話だったら 話してみれば?」

ゆっくり話してみる私
彼なりの意見を言ってくれたあとで

「どちらを選んでも後悔はするよ

 たくさん悩めばいいんだよ
 そして出た答えは正しいと思うよ」

涙が出そうになったのを抑えるために話を変える

「雷が鳴ってるね」

しばらく話をした後
助手席の私を抱き上げ 自分の方へ



ひとしきり彼にしがみついてから 
話し始める

「そうだ この前のキス出来なかった時さ」

ここで吹き出し 爆笑する彼
そんなにおかしかったかな

                      「まだかなーと思った?」

やばっ お見通しだ(笑)


「唇が腫れたって言ったじゃない?
 あの時点で
 『だからキス出来ないよ』って言ってくれればよかったのに
 
 腫れたって聞いたところで
 気付くようなあたしではないんだから」

                           「うん 納得」

納得するんじゃないわよ(泣)



抱き締められるときはいつも
私が彼の首に腕をまわす形だということに気付き
彼の腰に手を回してみる

「どう?」

               「あんまり抱き締めてる気がしないなぁ」

逆に私の方は 彼をしっかり捉えている感じがする

「でもやっぱりこれがいいかも」

いつもの形に戻る




   こうやって 彼とはいくつも見つけて 確かめあって来たんだ




ブラのホックに手を掛けた彼が言う

「あ 今日はちゃんとついてる」

そうなんです(汗)
いつだったか全部掛かってなかったことがあって
かなり笑ったことがあったっけ

はずしたブラを見てひとこと

「わー 黒だぁ
 いやらしぃ〜」

よく言うよ
毎回黒なのに
で そのブラを私の頭に乗せるのはやめて(泣)




とても気持ちよく 刺激的な耳への愛撫
ここんとこ一方的にされるだけなので
彼にもしてあげてみる

「ビリビリ来るね」

苦笑しながら言う
時々体がぴくっと反応するのが楽しくて




お互い明日も仕事
今日は早めにお開き
やっぱり私が一方的にイジメられただけ

稲光がだんだんと明るさを増し
雷鳴が轟き 稲妻が見える中でのデート
そういう意味でも気持ちよかったよね




車を降りる間際のキス
今日もたくさんキスをしたのに物足りない
そう言うと

「次回 次回!」


雨がかなり降る中を降りる

「家まで走れ〜」

彼は言うけど そんなのはいいんです
窓越しのキスは必ずするんです



今日もたくさん笑った
パワーをたくさんもらえたって言う証拠だね