2005年03月09日(水)
3時過ぎの帰宅。



約ひと月振りの再会
今後もまだこちらへ来ることがあると言う
でもきっと今年限りなんだろうな


19時
まだ迷ってた
今出れば 新幹線のホームで出迎えることが出来る

19時半
もうギリギリ
今からじゃキミの宿泊先の駅で待ち合わせになる
どうしよう・・・

と ここでスイッチが入り
特に急がず支度をし外へ出る




電車の中で お互いの位置を教えあう
やっぱりあの駅で待ち合わせよう

「着いた オレの勝ち」

同じ駅のホームで受信
下に降りたらキミがいた




「財布買ったんだ 見せようか
 ほら」

私の誕生日にくれたプレゼントと同じ柄で色違い

「財布は前から『これええなぁ』って目ェ付けてて
 すみれに贈ったものを見つけたんは それからやで」
 


ホテルまではすぐわかり
宿泊者ではない私が 
キミの部屋まで行くことも何とかクリア

「今日はしないつもりで来たから」

                      「そうなん? わかった」

ホントにそのつもりで来た
部屋には入っても しばらく話して帰ろう と

ベッドに腰掛けてテレビを見ている私
横になってるキミ
ずっとしゃべり続ける

「なあ ゴロンとしいな」

ここで横になってしまうと抑えられない・・・
支える手の疲れもあったので
そう思いながらも キミから少し距離を置き横になる

話しながら
だんだんと でもさりげなく触れる足や手
つついたりと ちょっかいを出してくる
そのうち抱き寄せられてキス

首筋 耳 

「どこが気持ちいい?言って」

言えばそこを責めてくるだろうから言わない

キミの手がウエストのボタンに掛かり
1枚1枚脱がされていく

「やめて」
と言う私の声に 止めるときと止めないときがあって
止めてもすぐに始まる
もう抑えられない



私からキスをすることや唇を這わせることは
過去2度のキミに対して
ずっとしないでいた

「ある程度の線を引いていたい」

いつかキミがそう言っていたから

それがずっと頭にあるせいか
彼や風に対しての まるごと欲しくなる感情とは違うものがある

でも
抱かれてしまえば線も何もないんだろう
好きだから抱く 抱かれる
位置付けは必要ない



「私からは こういうことしなかったでしょ?」

キミにキスをひとつ