今夜は風との「新年会」 夫の帰宅が遅かったせいで 逢えた時間は23時前
私を待つ間 風は良さそうなお店を開拓していたらしく 「ここだよ」と案内されたのは かなり落ち着いた雰囲気のBAR
メインストリートから奥に入ったところ こんなお店があったんだね
メニューを見てもさっぱりわからない私に
「コレなら大丈夫なんじゃない?」
初めに選んでくれたのは外国産のビール 風もそれを飲んでいた
念願だった名刺を見せてもらう デザインの細かいところを説明してくれる ひととおり聞き終えたところで 「どうもありがとう」と風の前に置くと
「いらないの?」
「え?もらっていいの?」
いただきました
そろそろ2本めかな という頃
「同じものでいい?」
自分の分も合わせて 風がすかさずオーダー それがテーブルに置かれると 風は私の残りを飲み干し 新しいものを置いてくれた
こういう気遣いがあるのが風
「何か食べる?」
大きなお皿がつぎつぎ並ぶ 好みが似ているので安心して任せられる
ディップに付いてきたソース こんな色してるけど どんな味だろう
風は右手の小指をソースに少し付け 味見するのかと思いきや私の口へ
私はその指を 何の抵抗もなく口に含む さりげないそんなことが ちょっと嬉しい
「これ美味しいんだよ」
「テキーラサンライズ?強いでしょ?」
こわごわ飲んでみたけれど オレンジが効いていて美味しい
風はカクテル類にも詳しいんだな ベイリーズのロックなんて強すぎるの飲んでるし
気がつけばもう2時 今日もあっという間だね
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