2004年12月15日(水)
あなたと私のタイミング。



「今夜少しだけ逢える?」

ほぼ衝動的に
でもダメもとで彼にメールを送ったのは何でかな
風との電話を終えたばかりなのに

日曜日に送ったメールの返事が届いたのは昨日

「ポジティブに考えなきゃ
 考え方ひとつで楽になれるようにね」

彼らしいこの言葉に逢いたさが募っていたからか



   
時間が経つ
やっぱりダメだったかと思った時に響く受信音
どうせ断られたんでしょ とすぐには見なかった

キリがついたところで確認

「いいよ 今から行くね」

心が震え始める




今日はどんよりとした夜空
星が全く見えない

あら?
いつもとは違う類のBGMだぞ

「これなに?ジャズ?」

                         「んとねェ・・・」

何度かの頭出し後に聞こえてきたのは 
あの映画のサントラか!と一発でわかるもの
そこからその映画を見ることが出来るまでの経緯を聞く
私も気になってたものだから興味深い

彼のバイクが入院中であること
新しく買ったメットの話
今月初めに受けた検査の結果
流通サービス業の今後の展望
なぜか京都やゴジラの話(笑)

いろいろ聞きながら
この人との尽きない話題に微笑む




「今日ね 逢えないと思ってた」

                            「なんで?」

「断られそうな気がしてさ」

               「タイミングがよかったんだよ
                そろそろ帰ろうかなと思って携帯見たら
                メールが来てて
                『うーーーーーん 行こ』って(笑)

                これが家だったら きっと出なかった」





話題が途切れたときに感じる視線
少し緊張する瞬間
このときの彼は 何を思いながら私を見つめるんだろう



起き上がった彼がお茶を口に含み
声にならない声で
今この口に飲み物が入ってるから と指差す

そのまま重ねる唇
こぼれないようにぴったり押し付けてくる彼
とてもかわいい甘さが流れてきた

彼が助手席の私に体重を預ける
抱き締めるその力が一段と強くなる
手が胸に伸び 背中へ回り 快感が広がっていく

私を起こし 腕を取り
後ろへ行けと無言で促す彼



今度は胸と胸がくっついた状態で抱き締めあえる
彼の肩にアゴを乗せ 髪を撫で 彼の香りを感じる

手は下へ伸び 上から触れた後に中へ

「何でもうこんなに洪水になってるの?」

いたずらっぽく言わないで



今までしたことのない方法でクリを弄ぶ

「気持ちいい?」

「こんなに大きくなってるよ」

さらに溢れてくる
中をかき混ぜた指を舐める彼

私を起き上がらせ向かい合わせに座り
彼の上に沈む
自然に動いてしまう私を彼が笑う

「どこに何が入ってて気持ちいいの?」

また言わせる人
でもすぐには言ってあげない

「じゃあ抜いちゃうよ

 ほら どこに?」

小さな声で言ったら
彼は「よく出来ました」的な笑い方で抱き締める
ご褒美かいな(笑)

「何が?何が入ってるの?」

今度はすぐに言うと またご褒美が




彼の頬を両手で包みながら聞いてみる

「言うとどうなの?どう思うの?」

                            「興奮する」

「この顔を 他の誰かに見せてるのかな」

                       「今んトコひとりだけ」




彼の両肩に腕を乗せたら 同じようにしてくる
この体勢は初めてだ
とても心地よい重さ

私は
自分の頭を右に傾けてキスをひとつ
顔を離し 彼の目を見る
今度は左に傾け もうひとつ
これを何度も繰り返す

キスとキスの間に何か話をしたはずだけど覚えていない



着けた上での感じ方の話になり

「今日のはこの前買った一番薄いヤツなんだ
 厚いヤツもここにあるけど」

                   「あるのに買ったのかよー(笑)
                    じゃあ次は使い比べてみよか」

「へっ!次があるの?(笑)」

んなにいくつも買っておいて何を言うか


アナルに手を伸ばす
そのあたりを撫でている

「すごい ここまで溢れてきてるよ」

                             「エッチ」

「それは お た が い さ ま」

言われてしまいました(汗)








思い出した

逢いたくなったのは
きっと 
買い物へ行く車の中で 思い出のあの曲が流れたからだ