竜の爺の戯言日記
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2003年10月20日(月) 小泉首相の馬鹿・石原国交相の馬鹿・安倍幹事長の馬鹿

いまや注目の人、藤井総裁がほのめかしたという密室の聴聞のやり取りでのカウンターパンチに、石原国交相・安倍幹事長が泡を食って協議した結果、日本道路公団の藤井治芳総裁の解任劇のあらすじがおかしくなってきた。「解任、ああ、結構。やれるものならやってみな、結構、毛だらけ、猫灰だらけ、・・そうなりゃ、公団に巣食って、公団の金をピン撥ねしていた政治屋(道路族議員の名前)の全部を公表してしまうぞ」と凄まれて、アタフタと取り乱してしまった、と言うのが17日に行われた9時間に及ぶ聴聞の一部始終なのだ。

日本道路公団の財源から支出される道路の新設、道路維持管理のための金の流れは、項目別の指名業者の選定を経て、入札、落札と言う形で日本全国の業者の受注工事となって施工され、この入札には、工事を請け負うだけの施設、知識、経験、業績のある企業なら誰でも参入出来る仕組み、なのだが。この金の流れの中のあらゆる部門に口入れと称して介在する政治屋が存在し、口を挟む(仕事の受注先を指示する)事によって受注した企業からの献金や謝礼や闇金、裏金を受け取る仕組みになっている。こうした生業を家業としている政治屋(道路族と呼ばれている議員)の名前を公表すると注目の人、藤井総裁がほのめかし尻をまくられたら石原国交相という大臣も独断で決着をつけるわけにはいかなくなった、と言うのが実情だろう。


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