moonshine  エミ




2007年05月09日(水)  数字ばかりの世に沈む

早めに切り上げて退社、21時半。それから飲みに行って帰宅、24時半。そうそう、こんなもんだよなー、これぐらいでなきゃ、と思う。そういう時点ですでに、もう生活がおっさんっていうか、少なくとも仕事にどっぷりだ。忙しい時期が非日常なんていってみても、結局、私の日常ってこうだよなーと思う、否定も肯定も別にして。こういうことに慣れてるし、良くも悪くも甘んじている。一生懸命に働いたあとにぐだぐだ飲む楽しさも虚しさも、どちらも慣れ親しんだ感覚なのだ。

もう数字なんて見たくなーい!て喚いてみても、数字で見ないと納得できないし、鮮度の高い、説得力のある数字を見ると、「うわーっ!」って衝撃を受けたりする。そんなもんですよね。仕事ですから。

それによって可視化されてる部分と、絶対に見えない部分の兼ね合いを計ることを含めて、私の日常に数字がないことはもう既にありえないんだな。なんとも悲しいことのような、でもそれだけがこういう仕事の強みでもあるわけで、受け容れるでもなく拒むでもなく、日々は淡々と続くのです。

きのう、魚座のアルバム「さよなら青春」を、どんだけ遅いん!?ていうくらい遅ればせながらに手に入れました。帰宅後と、会社の行き帰りに聴き続ける。胸がドキドキする。そういう瞬間がないとやってられないけど、逆に、瞬間であってもそういう時間があれば、やっていける自分ってやつを思う。必要条件とか十分条件とかってどういう定義か忘れたけど、とにかく、私は現実的に生きてるんですね。
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