moonshine  エミ




2006年08月24日(木)  長くも短くもない

8月は、仕事が忙しい月とは、また違ったフルスピード感で過ぎてゆく。2泊3日で台風の南九州を旅してまわったことも、市立美術館の横山大観展で震えるように感動したことも、親友との宴も連日の楽しい飲みのことも、まだ書けていない。今度の土曜日くらいに、遡って書きたい。

そして、忘れっぽさをしばしば責められる私だが、一年前の今日、何をしていたかは、はっきり思い出せる。「おつきあいしてくれますか?」と言われたのだ。「OK牧場!」と私は答えた(これは嘘です。ほんとはかわいく、「はい」って言いました。そのあと、ほろほろと酔いましたがね)。

明治の男のように武骨なとこのある我が彼・賢ちゃんも、抜かりない性格なのでちゃんと覚えていたようだ。武骨だけど抜かりない。こんなぴったりくる表現ができるようになるのが、一年という月日なのか?

一年、ってなんとも形容しがたい時間だ。長くはない。でも短くもない。耽溺するころは過ぎたけど、飽くことはまだないよね。しっくりきてます、て感じか。

恋してる。
って言葉にすると、ウキウキわくわく浮かれてるみたいだけど、実際はそうでもない。

恋に必要なのはエネルギーだ。そして涙だ。

仕事上での人間関係ならば、割り切ろうとすることもできる。でも、友だちや恋人に、そんな無理する関係は必要ない。
友だちと恋人、それも違う。友だちならば尊重できるのに、恋人ならば許容できないことの、なんと多いことか。だいたい、大人になってから友だちと「もうダメだ。」って思いながら喧嘩することは、ほとんどない。でも、恋人ならありうる。別れたら友達ですらいられなくなってしまう可能性も高い。

それでも一緒にいようと思うのが、さみしさからでも、依存だとしても、いい。結婚のように社会的に認められているわけでもないのに、離れられないもの、それが恋愛関係だ。不機嫌な様子も理屈づけられないわがままも、気まぐれな媚態も、切実な支えあいもある。よだれとかイビキとか寝言、金銭感覚やお互いの仕事の状況や、生まれ育った環境も見せ合う。ほれなおしたり幻滅したりしながら、続いていく。本当の深刻さはまだわかってないのかもしれない。そんなのが、一年っていう、私の恋の月日だ。

おもしろい一年だった。
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