moonshine  エミ




2003年10月23日(木)  本読む男の子

私の周りに読書好きの男友だちってあまりいないのだけど、
「池澤夏樹が好き」
っていうような男の子とお友だちになりたい。

と、先般手に入れた『南の島のティオ』を読み始めて、ふと思った。
短編連作みたいな形になっていて、
寝る前に一章ずつ読んでいる。
浮き足立ってない、地にしっかり足のついた、
ファンタジック物語です。
夢みがちじゃないけど夢の世界に入る前にぴったりなんです。

男の子、といっても10代の子とかじゃなくて、
あくまで同世代とか、ちょっと年上くらいの大人の年齢の人で、
今でもこういう本を大切な思いで読んでる人いたら、ステキだなーと思う。
そう、それはキーポンさん・・・笑
(最近、彼のブロッグ読み始めた。大好き。)

本を読むのが好き、と一言で言っても、
読んでる本はぜんぜん違ったりするもので、
「あんな本が好きなんて、趣味いいな」と思えるような人って、いいな。
もちろん、「趣味いいな」なんて感想はもっぱら主観でしかないけど。

でも、かねて「ステキだな」と思っている男の子が、
「おれ本は読まないんだよね」とさらりと言ったりすると、
「ますますステキ!!!」と思ったりもする。
これは自分の中では矛盾してない。
あと、一年に一回くらいしか本を読まないしん氏のような人が、
読んだ本について言う感想は面白い。

そういえば、写真展「百年の愚行」でも、池澤さん、文章を寄せていた。
メールマガジンでの、彼のイラク戦争に関する文章も読んだ。
「イラクの小さな橋を渡って」も、読みたい。

今晩は、簡単ごはん。
冷凍食品の焼きビーフンをチン、として、
しめじをサッと白ワインで炒めて、食べた。おいしかった。
部屋にはいまだにパスタ皿がないので、
丼ぶり・・・?と一瞬思ったが、それはやっぱり、どう考えてもよろしくない。
小さめの平皿に、こんもりと高く盛り付けて、食べました。





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