moonshine  エミ




2003年06月09日(月)  この歌を

 同僚のおうちの犬が、急に具合が悪くなったらしい。
 ワンコとしてはもうだいぶおじいちゃんでもあり、もともと心臓が少し弱っていたらしく、それに加えてフィラリアを発症してしまったとのこと。
 話を聞いているだけでいたたまれない。
 が、いったいどんな言葉がかけられるだろう?
 同期の前では無理して元気にふるまうことないからね。

 大事な人がたくさんいるほど、別れも多いものかもしれない。
 私もよく、いつ来るともわかない別れのときに怯える。
 小さいときからそうだったのは、親の若いときに生まれた子どもじゃないからかなあ。
 四六時中気に病んでいても仕方がないのだが、
 いつかは別れが来る。という気持ちは、時に拭い去れない。
 だからこそ今を大事にしないといけないのだろう。

 お風呂の中でふと、子供のころに歌っていた歌を思い出した。
 歌詞が少しあやふやな部分があったので、ネットで調べてみた。

  『切手のない贈り物』
 
 私からあなたへ この歌を届けよう
 広い世界にたった一人の
 私の好きなあなたへ 

 年老いたあなたへ この歌を届けよう 
 心優しく育ててくれた 
 お礼がわりにこの歌を

 夢のないあなたへ この歌を届けよう 
 愛することの喜びを知る
 魔法じかけのこの歌を

 知り合えたあなたに この歌を届けよう 
 今後よろしくお願いします
 名刺がわりにこの歌を

 別れゆくあなたに この歌を届けよう 
 寂しい時に歌ってほしい
 遠い空からこの歌を  





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