moonshine  エミ




2003年05月29日(木)  しめって わらって サヨナラ

 有休明け。
 アレのゲラを一日じゅうかかって、見る。
 ぐったり。
 でも、主な修正は、先輩がやってくれていた。
 ラッキー、とも思ったし、拍子抜けもした。
 やろうと思えば、そんなことくらい一日もかからずにできるのだ、先輩ってやつは。
 10年以上もキャリアが違うんだから、あたりまえなのだが。
 無能な先輩より優秀な先輩のほうがステキに決まっているが。
 
 しん氏、アレステッド・デベロップメントの曲に、
 どう聞いても、ベースラインが『アレステッド・デベロップメント』と聞こえるものがある、と言う。オモロいね、奴ら。
 そのCDは、最近、ハードオフで980円にて入手したらしい。
「ハード・オフでソフトを買った」ということだ。
 きのうは、大学の先輩のやまださんと名古屋で飲んだらしい。
「しんちゃん、好き!!」と久しぶりに本人へ向かって断言した。
 もうすぐ私に現物支給してくれるのだ。 
  

 んと、ここからは、ひとりごと、しめりごと、くもりまなこやけん、
 それでもいいって人だけ読んでね。
 しかも話し言葉やけん。イマドキの博多ッ子エミのしゃべりことば。

 フラッシュバック9、きのうで最後やったって。
 きのうの深夜だか今日だかに、HPで公表されとったみたい。
 昨日のライブ中も、ライブのあとフラッシュさんとしゃべったときも、
 そんなこと一言もなかったけんね、客の誰にも(たぶん)。

 HP見た瞬間は、
「おお、そうくるかコイツらーーーー!!」
 て感じやった。
 驚かしてくれるやん、みたいな。
 その反面、いろんな風の噂もないわけやなかったけん、
「ついに・・・」とか「やっぱり・・・」て気持ちもあって、
 全部まとめると「そっかーそうなんだー ふーん・・・」と。
 どうしてだか、動揺したらいかんなーって気がした。

 ちょっと時間が経って、
「でもさーやっぱり待てよ? なんか悲しくない?」て気持ちになってきた。
 これまでFB9を応援してきた人たちのWEBとか日記とか見てたら、
 めちゃ共感してさらに釈然とせんくなってきた。

 ものわかりよく解釈するのは簡単と。
 さりげなく終わりたかったっちゃろうね。とか
 言わんのもつらかったやろうね。とか
 まだ説明できるような状態やないのかも。とか。
 
 解散すること自体はさみしいけど別にいいと。
 自然なことやもん。
 新しい夢に覚めていくものだもん、みんな。
 解散の理由とか言ってくれんでもいいと。
 見てるがわが知りようもない、いろんなことがあるやろうし。

 けどさー、やっぱ、なんかさみしいよね。
 いきなり、あれで最後でした、て言われるとさ。
 いや、別にファンに気を遣えとは言わんけどさ、
 地元のちっちゃいライブハウスで何度もライブ見たり、アンケート書いたり、そうやって、ある意味おんなじ空間を共有してきたっちゃけんさ、
 最後も、ひとことでも、ライブの前か、せめてライブ中に言ってくれればいいやん、と思うっちゃん。
 まさか最後とか思わんけん、きのう来んかった人だっておったろう。
 なんか様子が変やけど、これからどうなるとかいな、と気をもんだり、やっぱり続けるんだな、と安心したりして、心が忙しかった私のような人もほかにもおったろう。
 解散ライブ!みたいなのは確かにFB9らしくないけどさ、
 やっぱり最後は、「おつかれさまーまたね!」て感じでみんなで見送りたかった気持ちもあるよ。声に出さんでも、そういう雰囲気で。

 一言で言うとね、「水くせえじゃねえかよ!」て感じやね。

 でもさでもね、
 さよならも言わんで終わっちゃうようなFB9やけん、
 こんなに好きやったっちゃん、とも思うよね。
 言えばいいのにね〜言わんっちゃけん。
 3人とも音楽続けるんやったら、ファンをスッキリさせてFB9終わったほうが、今後の活動にもスムースやったのかもしれんよ。
 でも、ま、あの終わり方は、ほんと、らしいっちゃ、らしいもんな。
 それにね、バンドとしては「教えてくれたってー!」て気持ちもあるけど、人間として(?て大げさ)の3人さんのことは、そっとしてあげたい、みたいな気持ちもあるしね(なんかようわからん)

 そして結局言いたいことは、
 ありがとう、それにこれからも見に行くよ。ってことやもんね。
 見よる私たちのために音楽やりようわけやないけど、
 いろんなこと感じさせてくれて、楽しませてくれて感動させてくれてありがとう、って、なんかお礼言いたいみたいな気持ちになるし。
 これからだって見たいし。
 ひとりのフラッシュさんもすごい好きやし、
 きのうほんとに素晴らしかったバックさんは、ひとりが予想つかないこともあって、ある意味いちばん楽しみやし、
 ナインさんのドラムもほんと好きやしなあ。
 それにほんと、バンドって形にとらわれないで、気が向いたときに都合のつく人が集まってライブやる、今のくじらみたいな自由自在な形態だって、いつかまたとれるかもしれんしね。
 
 だいたい、いくら私が感激しやすいたちやけんって、
 もういい年して、こんなに一喜一憂する感じで好きなのって、すごいよ。
 こんなふうに思わせるなんて、すごいよね。

 まさに、
「♪惚れた僕の負けよ〜 惚れられた君の勝ちさ〜」
 て『これが愛なのね』(BY FRASHBACK9)の世界やね。
 はい、負けました。

 それで、こんなことウダウダ書かんほうが、ぜったい見栄えいいと思うっちゃけど、かっこ悪くてもいいけん、こういう強い気持ちの揺れを持ったことを、書き残しとくよ。





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