moonshine  エミ




2002年10月29日(火)  K ・ I ・ C ・ K

 日記のカウンタが10000に近づいてます。
 明日、明後日くらいに越えるかな。
 踏んだの気づいたら、教えてくださいな。

◆◇◆
 夕飯どき、日朝交渉のニュースをテレビで見てると
「クアラルンプールって、なんか、好き」
 と、母親が言う。今日、そこで交渉があったんよね?

エミ「なんで?」
母 「なんか、アナウンサーが発音するたびに、くすぐったいと」
  (母・・・「一杯飲んじゃお」と、熱い日本酒を飲みながら。
       ちなみに、お猪口でなく、湯呑みです)

 語感が好きらしい。

エミ「リオデジャネイロって都市もあるよ」
母 「へ〜、それもいいね〜」

 続けて、「スリジャヤワルダナプラコッテっていう都市も・・・」と言おうかと思ったが、やめた。

◇◆◇ 
 森博嗣の「浮遊工作室」7月29日(vol.36)を読む。

住宅において、「明るい」ことが絶対的な「良」だというイメージがあるようです。
 それ以外にも「明るい部屋」「明るい家族」「明るい生活」「明るい性格」など、「明るい」はどれもプラスのイメージ。反対に「暗い」という言葉は、このところは悪いイメージばかりでした。
本当にそうでしょうか? 
  (中略)
 絶対的な価値観に対して「はたして常にそうですか?」と疑問を投げかけているだけです。人は、絶対的な価値観を本能的に求めるもの。
 何故ならば、「決めてしまえば、あとが楽だから」です。
 そうした「単純化」こそが、人に歳をとらせる主たる要因といえるでしょう。決めていることが多いほど老人だと思います。
「まだわからない」「まだ決めていない」「もう少し考えたい」
と言える方が若いし、その方が自由では?


 この人のこういう姿勢が好き。とても好きだ。

 たとえば、友だちが
「彼氏ができたの」と、言う。
「へえ、何をしてる人?」
 という質問が、必ず出る。
「○○○(まあ、そこそこ著名な企業だったり)の主任なの」
 とでも言えば、
「へええ、なるほどねえ」
 と、周りは安心感を得る。
「うーん、フリーターなの。日雇いとか」
 とでも言えば、その場は何となくぎごちない雰囲気になる。
 こういう既成概念って、知らず知らずのうちに自分にも備わりがち。
 でも、何が幸せかは、わからない。
 日常に巣食う固定観念に飲み込まれずに、キックだ!
  
◆◇◆
 今日のMDウォークマンは、ニルヴァーナの「Never Mind」
 もう10年以上も前なんだねぇ。
 ’90年代、といえば、間違いなく挙がるアルバム。
 やっぱりかっこいいねえ。衝撃だっただろうねえ。21世紀になった今でも、こういうサウンド、全然ふつうに耳にするもん。すごい影響力だねえ。
 気分が高揚するような、沈みこむような、ノイジーだけどメロディーが耳に残る絶妙な感じ・・・。
 明日もこれで行きます。
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