moonshine  エミ




2002年10月13日(日)  謎と祭りに乾杯

 今朝は起きれなかった。
 日曜日なのでタイトな出勤時間が決められているわけじゃないからいいのだが、目覚ましが鳴ってる・・・とぼんやりと気づきながらも、起きるって行為を脳が全然、命令しないという感じ。
 目覚ましが鳴り出して45分くらい起きだせず、その間におかしな夢と現実を行き来していた。
 
 シズラー(私が大学時代に2年半ほどアルバイトしたレストラン。)に久しぶりにバイトに入ったら知らない子ばっかり、20歳前くらいの若い子ばっかりになってて、
「ああ、もう、私の知ってるシズラーじゃないんだなあ。
 働きづらくなっちゃったなあ。新しいバイト、探そう。anを買って帰ろう。」
 なんて思ってる。
 それでふと、ジリジリ言ってる目覚ましに気づいて、「あー、朝だよ。夢かー」て気づくんだけど、ボケボケでまたすぐ現実じゃない世界に入っていって、
「あれ? シズラーでなんて、バイトしてないよね、わたし? 
 なんでバイトしてないのに、日々お金使ってるんだろう?
 だから貧乏なんだ! バカバカ! 早くバイト探さなきゃ!」
 なんて、考えてる。
 バカバカ、だなんて、あたしの大バカ! 就職してるんやん!!
 
 ようやく起きて、会社に行く。
 今日は10月13日、まだ10月に入ってから一度しか休んでない・・・。時間外労働は軽く40時間を越えている。もちろん、もっともっと過酷に働いている人は世の中にいっぱいいるんだろうけど、やっぱりこれはキツいです。大半、サービス残業だし。
 仕事もあまりはかどらず、5時過ぎには退社することに。
 古い友達のしずちゃんに電話して、ご飯を誘う。
 ちょうど、天神にいたらしい。都合を聞くと、「ちょっと待ってね」と、その場に一緒にいたらしい彼氏に聞いて、すぐに「OKよ〜」と言う。
「え? 彼氏と一緒なんでしょ? じゃー、いいよー」と言うが、大丈夫らしい。そんな対応が、なんだか逆に、彼と彼女の仲良しさを感じさせる。彼氏を優先して断られるよりも、もっと。

 天神で合流して、パスタとワインの夕食、その後、場所を移してデザートとコーヒー。おなか、ぱんぷくりん。女の子ちっくな楽しさ。
 しかし、妙に深く語り合う。深い議題だった(←既に討論会と化している)。しずは相変わらずの芸人肌なトークを展開してくれて、内心その変わりのなさがおかしかったが、突っ込んだ話ができる友達の一人だ。
「しんちゃんとまだ続いとうっちゃねー。もう、人生の4分の1くらい一緒におるんやない?」
 と言われ、そういやそうだな〜、と我ながら感心するが、私としずりんは、これまでの人生の半分、友達じゃないか。小学校(私が転入してから)、中学校、大学が一緒。今では全然ちがう仕事をしてるけど、立ち位置が今でも似てるな、と何となく思う。
 向上心を持ち続けたい、なんて言葉は、大げさで面映いからお互い口にはしないけど。
「有意義な会合だったね〜」と、別れぎわ。
 
 明日は、休むばい。
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