| moonshine エミ |
| 2002年04月18日(木) 四月の風 愛の日々 | ||||
| きのうから、MDウォークマンの中身をエレファントカシマシのアルバム、『ココロに花を』にしている。 けっこうよく聴き返すアルバム。 私がこのアルバムを買ったのが春だったし、「四月の風」という曲が大好きなので、とりわけ春には聴きたくなる。 音楽のアルバムでも、本でも、 自分がそれを手に入れた季節やよく用いていた季節が記憶に残っていて、 「この本は、春の本。このアルバムは、冬の・・・」 っていうイメージってあったりしますよね。 さて、春のアルバム「ココロに花を」だが、私はこれを、世間一般での評価以上に、深く強く愛している。 1曲1曲、思い入れがある。 エレカシって、やかましくてもシンプルなつくりだし、これといって目新しいサウンドはないんだけど、クラッシャーな曲でもどこか哀感ただようところが好きやね。 この季節はやっぱり、「四月の風」がいいね。 「♪あー 明日もがんばろう 愛する人にささげよう あー 風が吹いた 四月の 四月の風」 とっても簡単な言葉に感動させられる。 私は配偶者も養う子供もいないので、 愛する人に“明日をささげる”っていう感覚はないけれど、 このフレーズを聴くと、 「愛する人は、明日もいるんだなあ。うん、がんばろう」 てな気持ちになる。 それは、家族であり、友達であり、相方であり。 自分の人生に、大事な人がいるんだなーって思うのです。 そして次の曲「愛の日々」 「♪たそがれ 空を行きかう鳥たちのように 涙さえも まるで輝くような 二人だけの 愛の日々を」 涙さえも輝く愛の日々。 宮本さんの、何ともヘタウマな、頼りない裏声がたまりません。 さー今日も良く働いた。 明日もがんばろう。その前に今日も、ベッドで井上ひさしを。 |
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