moonshine  エミ




2002年03月04日(月)  They give me chances

 HEY!HEY!HEY!を見ながら夜ご飯。
 ロンドンブーツ1号2号、こまめにCDを出しているようだが、果たして需要があるのか?
 まあティーンが購買層なんだろうけど、あんな中途半端な音楽。ねえぇ。
 歌うほうも、おもしろがってるふうもなく、もちろん大真面目にやってるふうもなく、淡々と商売やってるふう。
 コブクロ、カラオケで人が歌うのを何度か聞いたことがあるが、本人たちは初めて見た。
 二人とも声がよくて歌が上手だった。心がこもっている。強い印象は残らなかったが。
 小柳ゆき、ちょっと新しい方向に進みはじめたんだろうか? 
 曲も詞も既に「お下がり」ではあるし、この歌、そんなに売れないだろうとは思うんだけど、歌うことへの向かい方が変わったかんじだ。
 エレファントカシマシ、完全に手クセの世界だが、やっぱりあの声が好きだったり。
 途中のCMで、ポルノグラフィティの新曲をちらと見る。「天井裏から愛を込めて」を思い出した。シーナ&ロケッツだったっけ。

 話はまったく変わるが、
 きっかけとか影響ってあるなあ、と思う。
 
 パソコンを買ったんだよーと会社で話すと、うわあ、とびっくりされたあとで、「うーん自宅のIT環境に、そんなに設備投資するなんて・・・」というような(だいぶ言葉は違ったが)反応。
 それも道理で、「自分のお金を出してパソコンを買った」て女の子は、私の周りにはあんまりいない。まだ友達も、社会人になって間もなかったり学生だったりするせいもあるんだけど。
 
 私にしたって、まさかこんなにパソコン大好きになる日が来るなんて、2年程前には露ほども思わなかった。
 まあ、大好きになる要素はあったんだよね。
 結局パソコンてのは
「それを使って何をするか?」
 だからね。本とか音楽とか映画とかニュースとか、何でも情報を集めてうーむ、と悦に入るのが好きな私には、パソコンはものすごく有用だ。
 でも、しょせんパソコンは「これまで、無くて全く支障なく」生活してきたものだから、きっかけがなかったら、深入りしないものかもしれないんだよね。
 特に女の子は、美容室に行ったり洋服やアクセサリーを買ったり、爪を整えたりと、いくらでもお金がかかるから。あっ酒にはお金がかかんない子が多いか。
 そこで登場するのが、やっぱり、うちの相方ということになるのかなあ。
 なんたって、いくら古くなったとはいえ、ただ同然でパソコンをくれたわけだし。
 便利な使い方を教えてくれたり、DVDを一緒に見たり、調子が悪くなったら相談に乗ってくれたり、今回買うときもお世話になりました。そして買ったあとは、持ってもらいました(^_^;
 これじゃあ好きになるわけだ。(相方を、じゃなくて、パソコンを)

 たとえば、
 お母さんがグッチ大好きだったら、娘も身近に商品を見続けその良さを知って、グッチユーザーになることが十分考えられるように、
 友達につられて入っただけの部活動なのに、やみつきになって大人になってもずっと続けたりしてる人がいるように、
 自分で選んでいるんだけど、最初に手を広げたり差し出したりするのは周りだってこと、結構あるんだなあ。
 気づかないうちに、いろんな人から与えられてるんだなあ。
 願わくば、時々は私も、知らないうちに、友達に何か与えてるんでありますように。・・・なんかあるかな。
 
  
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