moonshine  エミ




2002年02月22日(金)  同期会・列車事故

給料日、金曜日、同期会の日。
 前回は体調絶不調のため欠席したので、今日は飲むでー、と張り切る。

 が。
「今日は5時から、別室で○○についての打ち合わせをしましょう」
 と、朝、部長が言う。いやな予感。

 実際、打ち合わせが始まったのは5時半過ぎ。
 おいおい、既に就業時間は終ってるよ!
 ま、こんなこともあるだろう、と普段なら思えるが、飲み会のために頑張ってその日の仕事を早く終らせて集合するだろう、ほかの同期を待たせるのが忍びない。

 下っ端の私は、打ち合わせに参加する必要はない。
 が・・・部署の人々は全員、行ってしまう。つまり、私の仕事は電話番などの留守番。
 ほどほどの時間になったら、シレッと帰っていいかな・・・やっぱダメよね、なんて、ひそかに考えてると、私の心を見透かしたかのように
「じゃ、あとよろしく。帰んなよ」
 と、W主任。う、と思って、
「あのぅ、わたし、今日、同期会なんですよねェ」
 と、気弱に言ってみるが、
「あ、そうやったね。ま、でも、N(北九州支店から来る同期)だって、遅れてくるっちゃろ」
 すげなく返される。
「やっぱり、結構、時間かかりますよねェ」
「小一時間といったとこかね。あんまり遅くなったら、帰っていいよ。
 電話、留守電にしたらね」
(くそぅ・・・!!)
 うちの会社に留守番電話機能なんてありません。

 1時間と少したって、打ち合わせ終了。みんなわらわらと部署に戻ってくる。
「お、まだおったと」
 と、W主任。重ねて、「間に合う?」と尋ねられ、
「全速力で走って行きます」と答える。
 すると、意外にも更衣室で同期二人と合流。なので歩いて行った。

 久々に、同期10人、全員揃う。
 約1年か・・・と思うと感慨もある。
 同期って、いい。もっと頻繁に飲みたいくらいだ。


 帰り、博多駅に着くと、たいへんなことに!
 全国ニュースになるほどの、JRの大事故。
 上下線ともほぼ不通になって、駅は帰れない人々でごった返している。
 迎えに来てもらう子、友達の家に泊めてもらうことにする子、など、見届けて、家がそこそこ近い私はタクシーで帰る。
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