| moonshine エミ |
| 2001年10月22日(月) 音楽の効用 | ||||
| 心も沈む月曜日・・・。 ただし今日は給料日でした。これから半月くらいはバブリーな私でしょう。 8時半まで残業して、資料を仕上げる。 ひとり、また一人とフロアから人が去り、帰るときの女子更衣室には、人の気配もない。 さ・・・さみしい・・・。 でも、残業をしにくい雰囲気ではないのと、時間がかかってもへなちょこでも、最後までやらせてくれる部の雰囲気は、まあまあ。(と、いうことにしておこう。とりあえず。) 残業がぐんと増えてから、1日の短い短い自分の時間の中で、音楽の比重がぐっと大きくなった。 行き帰りの道のウォークマン。 夜、部屋でネットをつなぎながら。 そして、ベッドに入って眠るまで。 好きな歌を聴くと心が洗われるね。 本も読んでるけど、音楽には、一瞬の昇華性がある。 最近しつこいようにジャクソン5を聞いてるんだけど、 「I WANT YOU BACK」のイントロが流れてくると、わーっと心が高いところまでいくっていうかね。 きらきらとしていて、透過性がある感じ。 眠る前にはニーナ・シモンの深い声を聞いてます。 これはお酒を飲んでいい気持ちになってるときにしんちゃんに熱く語ったことなのだが、 吉本ばなながあるインタビューで、 「音楽と小説と、あなたにとってどちらが偉大だと思いますか」 という質問に対して、 『音楽。小説の限界を、音楽は軽く超えることがあるので。』 と答えていたのがものすごく印象的で、かっこいい!と思った。 この姿勢。 私もこういう人間でありたいものだ、と思う。だからばななさんは精進を重ねていけるのね。 で、1日働いて、ぐったりとして電車に乗り込み、ウォークマンを再生して音が流れ出したときに、 「音楽って、なんて、なんて・・・」 と、小さく心は震えるのです。 |
||||
| << | □ | >> | ||||