翔くんのときどき日記

2001年09月20日(木) ウィルス〜

今回、Nimdaというウィルスが爆発的に。本当にすごい勢いで浸透しています。
それでも。ま、あんまり一般の人は興味ないかもしれません。

「私のマシンは大丈夫でしょ♪」

という意識が強いかと思われます。

あ、でも。ウィルス対策ソフトもいれていないとすると、けっこう気づかないうちにウィルスに冒されているものです。

ウィルスが入ると、クラッシュしたり、メッセージがでたり・・。データが破壊されたり・・。
と、そんなイメージがあるかと思いますが。殆どのウィルスはそんな事はしません。

例えばハッカーが進入しやすくして、情報を盗まれたり。
知らないうちに、あちこちに攻撃して迷惑をかけてたり。
マシン全体のパフォーマンスを落としたり。

一見では気づかない被害の方が大きいのです。

もしかすると、内緒の話のメールが気づかないうちに盗み見られてネットで公開されているかもしれません。
いろんなパスワードがハッキングされて、勝手に利用されているかもしれません。

・・ま、そんなことは滅多にないですが。きちんとした対策はとっておいた方がいいですよ。

今回、流通したウィルスNimdaは。とにかく爆発的な感染力をもっているのが特徴です。

ウィルスにかかると、辺りを無差別に攻撃を始めます。
またHPを改竄して、さらにウィルスを広めます。
サーバーのIISなどに感染し、被害を広めます。

また個人ベースでもマシンのパフォーマンスが著しく落ちたり。
ハードディスクをまるごと共有にかけられ、外からデータを覗きみやすくしたりもします。

でも。ウィルスで一番怖いのは、そういう事じゃありません。

自分のマシンが、あちこちに攻撃をかけたりするのです。
つまり、被害者のつもりでいても、次の瞬間には加害者になってるのですよ?

「あなたのマシンから、攻撃をうけてシステムがクラッシュしたので賠償してください」と言われたらどうしますか?

もちろん。実際にそんなこと言われる事はないでしょう。
でも、ウィルスに感染するということは自分だけの問題でない事を、きちんと認識してください。

自分だけが迷惑を被るのではなく、人様にも迷惑をかけるのです。

ADSLが広まり、常時接続が当然となりつつある今。
「知らなかった」というのは、通用しません。

ウィルス対策を行うのは、自分を守る意味もありますが。
他人を守る意味もあります。

きちんとした対策を立てるのは、義務といえる時代がやってきています。

尚。今回のNimdaですが。

IE の 5.5 あるいは 5.01 に特に感染します。

しかし それぞれ sp2 にバージョンアップしていれば、感染する事はまずありまん。

Windows Update から重要な更新を行ってください。
また Internet Explorer 5.5 Service Pack 2 をインストールしておいてください。

また知らない人からきたメールの添付ファイルは開かないようにしてください。
特にexe形式の実行ファイルは、絶対に実行しないでください。

宜しくお願いします。

PS 関係ないけど、今日はAIRの発売日さ♪


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香澄 翔 [MAIL] [HOMEPAGE]


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