500文字のスポーツコラム(平日更新)
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2002年02月04日(月) 熱望!立教大学・長嶋茂雄監督

 1月末、東京都内で行われた全日本大学野球連盟の監督会議で星野監督が講演した際、こんな発言があったという。
 「今は野球界が一つにならなくてはいけない。連盟はいくつもなくたっていい。極論だが、おれが明治の監督をやったり、長嶋さんが立教の監督をやれるようにならないと。」
 いいアイディアだと思う。今、六大学野球の人気が低迷し、早慶戦でさえ空席が目立つという。そんな中、長嶋監督が母校・立教のピンストライプのユニフォームで神宮に登場となったら、観客動員は大幅増が見込める。それだけでなく、プロ野球での様々なノウハウを身に付けた指導者が関わる事で、選手の実力アップやケガの防止が望めるというメリットもある。
 アメリカでは、プロの名監督がカレッジフットボールやバスケットボールのコーチに就任するのはごく当たり前。日本でもプロの一線級だった人が大学や社会人、高校などの指導者になって、野球という競技や母校・地域社会に「恩返し」をする機会が与えられていい。その方が野球人気・実力ともに底上げする事に繋がるのではないか。プロアマの障壁が一日も早く取り除かれるよう望みたい。


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