2001年08月23日(木) |
つくづく思う「1球の怖さ」 |
「夏の甲子園」が終わりましたね。日大三が優勝しましたが、チーム力から見れば準決勝の対横浜戦が事実上の決勝戦だったと思います(近江には申し訳ないのですが)。 この試合、横浜の敗因はいくつかありました。エラー、追いついて一気に逆転のチャンスでのスクイズ失敗など・・・。私はそれに加えて、サヨナラの一打になった1球も勝負の綾をなしていると思います。 最後に打たれた球は、捕手の構えから察するに「外すつもり」もしくは「外れてもいい球」だったのではないかと思います。それがストライクゾーンにスーッと入ってしまった・・・私にはそう見えました。 試合終了直後にNHKのアナウンサーが伝えた談話は「失投ですか?という問いに『はい』とだけ答えました」というあっさりしたものでしたが、むしろどういう意図で投げたのかを知りたいところでした。 もしあの失投がなくピンチをしのぎ切っていれば、押せ押せの横浜に勝機もあっただけに、1球の怖さをつくづく感じました。
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