| 島田美沙の日記...島田美沙 |
怒る - 2001年11月21日(水)
今日、ドルフィンから一緒に連れてきた女の子のこと、すごく怒ってしまった。でも、当然のことを言ったと思っている。少し、酔っ払ったお客様が来店して、「眠い、眠い」って寝そうになってたんだけど、私は別の席にご挨拶しててビールを頂いたばかりだったから、ある女の子を呼んで少しお任せしてたんだ。すると、しばらくするとその子が席を立ってどこかに行ってしまった。私は気がついたから自分でその席に戻ってフォローしてたのに、30分近くたってもその子は戻ってこない。スタッフに言うとすぐに戻ってきたけど、結局、その子の心の中で「寝てるからいいや」という気持ちがあってサボっていたのはみえみえ。ロッカールームにいて休んでたんだ。
私は、すごく怒った。大体が上半身を横にしてお客様を寝かせたこと自体、間違ってる。それだけ酔ってると、少し醒めるまで歩いて帰せないから寝る事は仕方が無いにしろ、クラブという雰囲気を壊さないように周りに気を遣うことも大事なんだ。どんなに重くても自分に寄りかからせてあげて、周りの席のお客様やホステスと目があったときは軽く会釈して謝ったり、ときどき寝てるお客様の体を擦ったり話かけてあげる方が、雰囲気に溶け込める。寝てるからいいやという気持ちは、ズルイと思う。その子のためを思って私は、「貴女は、気持ちが優しくないからこの仕事は向いてないよ」と言った。その子が考えを改めてくれればいいけど、簡単そうに見えて、大変なんだよ。この仕事は。気持ちがないとね！
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