会いたい人がいるというのは幸せな事だと思う。 たとえそれが誰であろうと、焦がれるように会いたさが 募るのはもう重症で。今会いたい人は?そう考えた時に 誰の顔も浮かばないのは寂しいと思う。 だからやっぱり会いたい人がいるのは幸せな事なんだろう。 でも会いたい会いたいが強すぎたらどうしたらいいんだろう。 自分にも生活があって。すぐに飛んで行くなんて出来なくて。 顔が見たい。声が聞きたい。そばにいたい。 本当にもう重症。写真を見て落ち着けばいい。 そう思ってもたいして持ってなかったり。 電話をすればいい。まだまだ上手く話せないのに。 本当は分かっている。こんな気持ちもすぐに 解消される。すぐに会えるから。 それでも待ちきれない思いは、まるで子供の頃みたいで。 わくわくしながらその時を待つのは、本当は辛い事でもなくて。 年末になると切なくなったり不安定な気持ちになるのは、 今年が終わるって感じる本能のせいなのかな。 今年も後少し。たくさんの人に出会って別れた一年。 毎年繰り返して、会いたい人が増えて行く。
−新宿の夕暮れ時−エガオハソノムコウガワ
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