快賊日記「funnyface」

2005年09月03日(土) 笑う

何かに打ち込むというのはとても
素晴らしい事であり大切な事であり、
また便利な事でもあるなと思う。
没頭していると余計な事を考えずにすむとか
そういう便利さがある。
とはいえ、24時間中それに携わっている
時間はほんの一時で。
少々鬱陶しい気分が続く日々。
自分以外の誰かの苦痛も受け持って
しまったりする。
でも、と思う。
冗談半分に不満を吐き出している自分を
救うかのように、同じ思いを抱えてくれる
人が近くにいたりする。
驚くほど近い意識と感覚を持って
自分の思いを代弁してくれる人がいる。
不満や痛みや怒りは、代弁してくれる
人間によって半減される。浄化される。
口走ってしまった八つ当たりまで飲み込むように。
一人で生きているわけではないのだと、改めて思わされる。
でも、と思う瞬間。私は吐き出すように深く
息をつき、少し笑った。


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