快賊日記「funnyface」

2005年04月26日(火) 4.25の慟哭

人の命を預かる仕事というのは
とても大変だと思う。
責任も重大で、ほんのちょっとの過失が
そのまま人の死に繋がってしまう。
だからこそいつでも神経を敏感に
していなければいけない。
最初からそんな風に分かっていなくても
仕事を続けていくうちに覚えていったり。
とにかく仕事上人の命を預かるという職業が
世の中にはたくさんあって。でもだからといって
そういった職業に就いた人が全員立派な人でも
なく。もともと立派でなくていいと思う。
でもいつでも自分は人の命を預かっているのだと
思って仕事をしていく事で立派になって
いくのだと思う。天災には敵わないというけど、
ならば人災で大事な人の命を奪われてしまったら
人はどうやってその悲しみを乗り越えていけばいいのだろう。
恨んでも怒ってもその人は帰ってこず。
事故になって亡くなってしまったというのではなく
殺されたと認識してしまう。そういう思いは
強く深く心に残る。残された事がもう被害者なのに
自分だけ残ってしまったと被害者の人が加害者の
気持ちになって自分を責めてしまったり。
遠い町に住む私にさえあまりに衝撃的でTVを通した
涙も伝染する。どうかこの先同じ事が起きないように。
過失。字で書けば短く簡単なこの文字があまりに
多くの悲しみを呼んでしまう。
今はただその痛みが早く早く和らぐよう祈るばかり…。


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