快賊日記「funnyface」

2004年09月04日(土) アリア。

時々思い出す歌は、古い歌謡曲だったり母が口ずさんでいた
歌だったり。ふと思い出して帰り道に歌ってみたり
口笛吹いてみたりする。口笛は夜吹くと蛇が出ると子供の
頃よく怒られていた。今でも実家に帰ると口笛を吹いては
怒られて。何だか子供の頃とちっとも変わらない。
なぜ家族といる自分はずっと変わらずにいられるんだろう。
学校の話が仕事の話に変わり、友達の話が好きな人の話に
変わっただけ。いつだって母は不出来な子供の心配をするし
いつだって私は親の前ではただの普通の子供にかえる。
そしてやっぱり父は変わらず強くて格好いいままでいる。
お盆やお正月くらいしか会えなくて。
考えると不思議な感じがする。家族なのに。
子供の頃は一緒に住んでて毎日会っていたのに。
今は別の家に帰っている。でも実家に帰ればただ今という。
それが。たったそれだけが嬉しく思える。本当はもっと一緒に
いたいと思う。でももう大人だから。子供は親を乗り越えていく
もので。私はもう大人だから。少しずつ自分の生活というものが
出来て来ていて。それでもつないだ手をずっと離したくないと思う。
顔を見て。幼い頃につないだ手をみれば、この人は確実に
自分より先に逝く人なんだと。その思いに決心を何度も固める。
もっと頑張ろうと。もっと頑張ってもっといい子になりたいと。
この人の子でよかったと自分が思うのと同じくらい、
誇りだと思われる子でありたい。そして今更ながら、
もっとそう思われる子になりたいと決心を改める。
きっと本当はとっくにそんな愛情をもらっているのだけれど。


 < 過去  INDEX  未来 >


快賊船 [HOMEPAGE]

My追加