快賊日記「funnyface」

2003年10月26日(日) グローリー

子供の頃の夢を時々みます。
なぜだか私はいつも時間に追われてて、
必死に何かに追いつくように、何かから逃れるように
ただひたすら走っている。
それはきっと今の自分。
子供の私に、時間に追われるような事はなかったはずだから。
子供の私を通して見る今の私は大いに物足りない。
あの頃の不安をそのまま背負って生きているようで
心配でたまらない。
それでも心からの笑顔はまんざらでもない。
思い描くような生き方ではなかったと思う。
もう少し…昔描いたビジョンはもう少し贅沢なもの。
それでも膝を抱えて泣いていたあの頃の私よりずっといい。
とても不安でとても怖くて大人になる事が怖かったあの頃。
期待は夢と広がる。でも臆病な心に魔が差す時は震えてた。
今じゃ、子供の頃の私の方がずっと大人。
夢の中のあなたはいつも心配そうで。
絶対不満タラタラなんだろう…。もうちょっとさぁ、って。
それからあなたの大事なもの。自分の事は自分が一番よく知ってる
から。飽きっぽいあなたが初めて掴んだ大事な物を
私がなくしてないか、とても心配なのね。
もちろんとても辛い時もある。悔しくて悔しくて眠れない日も。
それでも手放す事を考えた時は一度もない。
私はあなたに感謝している。とても素敵な想いをもらったから。
だから安心して、ほんの少し。
思ったような道のりじゃなかったけど、変わらない願いがここにある。
あなたと同じ気持ちで今も、一生懸命生きて一生懸命悩んで
一生懸命頑張っているから。
だから私は昔の自分に出会う時、いつでも一つだけ言う。
私はとっても元気です。あなたが大事にしていた夢を、
今も私は飽きもせず大切に大切に育てています。


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