夏の突き抜けるような青空も素敵だけど、 秋の優しく少し遠い空も気持ちいい。 さらさらとした風が吹き抜けて、心を新しく してくれる感じが心地良い。もう一度何度でも、と。 大きく深く広い空に目を上げれば、 小さく華奢な自分が大地と共にある。 何度でも決心をし直す自分は、自由な翼を広げて。 体はどんどん軽くなり、心はますます求めてく。 青く澄んだこの空の向こう側に、求める世界があるのです。 いつかそこへ行く為に。この手でしっかりと捕まえる為に。 いつだって僕達は、6秒フラットの俊足で駆け抜けるのだ。 この生きるという旅に荷物はたった一つ。 確かなその荷物を抱えて嗚呼、走って行こう僕達は。 青く澄んだこの空の向こう側、求める世界は広がって。 そこに辿り着く為に僕達は、何度だって重い扉を押し開けよう。
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