快賊日記「funnyface」

2003年01月26日(日) 孤高の人

まず何より自分の存在意義を疑わない。
自分に何が出来るか。自分が何をしたいか。
決して見失うことなく生きていく。
その目は真っ直ぐ前だけを見て。
何でもない事だと言う。何でもない事のように言う。
それはこの目にはとてつもなく大きく深く。
惹かれてやまないというのに。
その姿さえもおこがましいと笑う。
そしてその姿にさえ熱が冷めないというのに。
その目にはこんな感じようは卑屈に見えるはず。
そう思う心さえも卑しく思えて情けなくなる。
それでも恥じる心さえ必要ないと気付かされる。
そんな気持ちも受け止め、そして流してく。
きっとそれはすべてを知ってるから。
卑しさも恥も焦燥も卑屈さも臆病な心もすべて。
痛みも悲しみも負け惜しみも羨望も
すべて持って、その高みだけを臨むから。
しっかりと地を踏みしめ風を受け瞬きもせず立ちつくす。
そこには先しかなく、何て独りが似合うその姿。
高く高く空よりも高く、上り詰めていくその姿を
僕はいつだって求めてやまない。
大地に焦がれて雨を降らす天のように、
その姿にこの心が繋がるよう頑なに目を開き
すべてを確かめようと僕は生きて行くんだ。
孤高という言葉の似合う背中を、決して見失う事なく。


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