快賊日記「funnyface」

2002年09月16日(月) スプラッシュ・イン・ホリデイ

それは大きな水しぶきと共にやってきた…。
誰もが笑顔になる場面で、彼女はあまりの喜びに
涙を浮かべた。そのすがたは何て綺麗。
一つ一つ感じるすべての事を素直に喜べる人。
何年たっても変わらないその笑顔に圧倒された。
少しずつ小ざかしく小利口にそしてちょっぴり
斜めに見てる自分に気がついた。
年を重ねて何かわかった気になって、
でも純粋な自分にも手を焼いて。
そんな自分を持て余す事もしばしば。
でもその笑顔はすべてを消してくれる。
考えてみたらまだ30年にもみたない人生。
振り帰って語れる程のものもない自分はいわゆる未熟者。
型通りを選んだ所でボロも出る。
果てしない宇宙の鼓動を感じれば
いっそ滑稽な程の短い人生に、すべてを悟ったかのような
萎えた考えは今すぐ捨てよう。
人に何かをしてあげる喜びや純粋な瞳のままでいられる
強さを教えてくれる友達がいる事に素直に感謝。
夕暮れの波の音に抱かれて、少し子供に帰った素敵な休日。


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