| 2002年06月21日(金) |
リョウイチ 「パープルヘッズ」 |
Story of RYOUITI …from「que sera NORA−野良−」
ミドリが消えた!なぜ?どうして?どこへ? そんなに僕が付きまとってるのが嫌だったのかぁー!! でもさ、僕は本当は別れたくなんかなかったんだ。 だけどあの頃の君は殺人的な飲み物で僕を…あ、いや…何て言うか… とにかく仕方なかったんだ、あの時は!僕もわが身が可愛いからね。 いや!こんな過去を愚痴ってても何にもならない。 そうだ。僕はまだ君を愛しているんだ。 だからこうして毎日君の跡をつけて…そんな、ストーカーなんて 言い方やめてくれないか?僕は君が心配で…。 それに何か一回やったら癖になっちゃって…いや、やっぱり おかしいよな。自分の別れた女房の跡をついて回ってるなんて。 よし、こうなったら僕の誠意を見せるしかない。 そして君を取り戻すんだ!だから早まらないでくれ、ミドリ。 ほかの男なんかと失踪なんて…え?ミドリを見た?どこで? え?僕と腕組んで歩いてたって!?そんなわけあるか! 僕は僕だぞ!そうかミドリ、君は僕の偽者に騙されているんだな。 すぐに助けるぞ…って、もしミドリが僕と間違えてそいつに 付いて行ってるんだとしたら、こりゃ脈ありだなぁ。 未練があるのは僕だけじゃないってことかぁ? よーし!ミドリ待ってろよ。僕が必ず助けてやるからさぁー! …って、うわぁー!誰なんだ、あの変な女は!? 僕を殺す気か?ミドリ!僕はでも自分の危険も省みず君を 助けに行くよ。だからさ…戻って来てくれぇー!!
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