2002年02月14日(木) |
Diary of Colonel TAIGEN 「正義」 |
エイショニア国出身。同国国境守備部隊大佐。 「タイゲン大佐」の場合。 …from 「US」
「国を持たない民に生まれたかった」そうどこかの文豪が のたまわったとか。何を言っている。国があるからこそ民は生きるんだ。 国なくして民はありえない。絶対だ。俺は間違ってない。 あいつらのやろうとしている事は、国を滅ぼす行為だ。 これに目をつぶれと…?国が滅んだ後の荒野でどう生きていくつもりだ? それとも国よりも民がある事が先だとでも…? 俺はこの国を守るために生きている。国を愛し、忠誠を誓った。 この国の存続のためなら、多少の犠牲はいとわない。 そうして国は成り立って行くんだ。国の敵は民の敵、のはずだ。 すなわち、国民が国の敵になることは許されない。 この国の国民である以上、国に忠誠を誓うべきだ。 なのになぜ混乱を招くような真似をする? 独立してしまった二つの国を元の姿に出来るとでも…? そんな事が本当に可能だと?独立し、敵対してしまった二つの国の 進むべき道を、お前らが照らし出す事が本当に出来たら… まあ、いい。そんな事はどうでもいい。 どちらにせよ、俺の正義は変わらない。この国をなめるような真似は 許さない。反乱軍にたとえ正義があったとしても、俺の正義に外れる事、 すなわちそれは国に背く行為だ。そしてそれは罪だ。 俺は俺の正義を貫くために戦う。俺は間違っちゃいない。
「Save and grant the lamb which can stray.」
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