ヨレヨレの切符。 - 2003年10月24日(金) 今日は昼間に人身事故があって電車が一時不通になったのと、 帰宅ラッシュが重なって、電車の中は寿司詰めだった。 ギュウギュウに揉まれながら、ワタシの目に飛び込んできたのは、シワシワヨレヨレの切符を持ってつり革を握った男性の腕。 きっと目に飛び込んできた理由は、その切符に「東京」と書かれていたからだ。 Tかと思った。 。。。正確には「Tだったらよかった」だ。 後ろ姿でも、ワタシがTを見間違えるはずがない。 ましてや、Tがいるはずがない。 体型も髪型も服装も持ち物も全てTじゃなかった。 電車のガラスに映る顔も当然Tじゃなかった。 あぁ、この人は東京から帰ってきたんだな。。。当たり前か。 ばかみたい。 広島に来るはずないじゃない。 電話やメールでさえまともにできないのに。 Tは忙しいのに。。。 なに期待してるの? おめでたいのもいい加減にして。 そんなこと考えたと思う。 自虐的。 もう自分も相手も責めないと決めたのに。 最後に会った。。。二股が発覚したあの日から3ヶ月半。 初夏だった季節は、初冬になってしまった。 会いたい。 会えない。 逃げたい。 逃げれない。 逃げる場所さえない。 生きなきゃ。 頑張らなきゃ。 Tがいない19年間、頑張って来れたじゃない。 もしTがいた1〜2年がこれで途切れてしまうとしても、きっとまた生きていける。 頑張れ頑張れ頑張れ。 でも、今日はもう頑張るのをやめよう。 少し泣こう。 ...
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