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大好きな人がココにいる
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2001年10月13日(土) ♀ |
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背中が |
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「ひとりで考えさせてよ」
喧嘩をして、初めて彼が言った言葉。 そして、自分の部屋から出て行った。
ドアがまだ閉まりきらないうちに、 彼の大きな背中が、ドンドン小さくなって、 消えていった。
もともと彼の背中を見るのは、あまり好きじゃない。 同じ空間に居るときはいい。 でも、一緒に歩いている時、背中が見えると 置いて行かれてるような感覚に陥るから。
彼は、夜勤明けでとても疲れていた。 アタシも、とても機嫌が悪かった。
(後から判った事だけれど) そんな中でも、彼は、アタシ以上に、 小さい事、大きい事、沢山我慢していた。
それなのに、アタシは我慢できなかった。
彼も生身の人間。神様でも仏様でもない。 前にもこう思っていたのに、またやっちゃった。
いつもは途中で気が付くハズなのに、 ダメだね、心身万全じゃない時は余計、 相手を労わらないとね。
彼は、結局アタシがいる間に戻ってきた。
この人に側に居て欲しい。 この人の側に居たい。
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『目次』にハーボットがいるよ↓
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