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■ 2002年入間大戦 〜戦闘ノ章〜
■UNO ウノ――現在では幻とされる某国の遊戯。 一対多を基本とした殺し合いに、遊戯としての名が冠された。
信じる物は、己が力のみ。 げに恐ろしきは人の性か。
法一つを見ても地域差が激しい。 これは、領主を中心として全てが行われていたと理解するに相応しい。
追記:この地における絶対法が発見された。 各々頭に叩き込んでおくべし。
■DAI−HINMIN 大貧民――現在では幻とされる某国の遊戯。 奴隷と貴族を模した戦闘形態は、当時の世をありのままに語る。
奴隷が貴族を嫉み、この遊戯が生まれたのか――――。 貴族が奴隷を蔑み、この遊戯が生まれたのか――――。
今となっては知る由も無い。
しかし、ただ一つ。 ただ一つ理解ることがある。
戦わなくては、生き残れない! 頼れる物は、己が力のみ!
それでは、戦闘を開始めよう。 絶対的地位を、敗者の山を、最強の証を築く為に。
追記:以降の頁は血で染められていた。 辛うじて判断できる当時のルールをここに記す。
民●書房刊:『入間、その魔性』より抜粋
2002年12月22日(日)
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