ただいま口腔内に穴が空いております衛澤です御機嫌よう。土用の丑の日の土曜日、みなさま如何お過ごしでしょうか。
ほぼ月イチ更新となっております「どーでもよさげ。」でありますが、今月7月のトピックは
(1)
県人権啓発センター機関誌に寄稿しました。
(2) 地元県庁へ地元当事者団体の人として講演に行きました。
(3) 県内児童福祉施設に個人として講演に行きました。
(4)
うな次郎を食べました。
(5) 「
貞子vs伽倻子」を劇場に観に行きました。
こんなところでしょうか。
地元県では今年3月にはじめて性的少数者について議論(というほどのものでもなかったのだけど)されて、県や市の各部署での取り組みがはじまったこともあり、運営に関わっている自助グループ(当事者団体)の方に講演等お呼びが掛かることが増えてきました。
今回は「県人権相談ネットワーク協議会研修会」という、県内各地の人権についての相談窓口に関わっている方が集まる勉強会で、職員さん向けに「性的少数者を知るための基礎」をお話させて頂きました。ご依頼内容が「基礎の基礎を教えてほしい」とのことでしたので、内容はだいぶ咀嚼したつもりであります。
県人権啓発センターでは季刊機関誌の今年度夏号で性的少数者についての特集を組んでくださるとのことで、インタビュー対応と2600字程度の原稿執筆をさせて頂きました。掲載予定の機関誌E.L.F.57号は間もなく発行、無料誌ですので、ご興味持たれた方はセンターにお問い合わせ頂ければと思います。
また、性的少数者について学ばねばならないと考えてくださる人たちが沢山現れておりまして、グループの方にだけでなく私個人に直接講演依頼を頂く機会も増えております。
一昨日お招き頂いた児童福祉施設では「自分の幼児期〜思春期の体験と絡めて性的少数者を知るための基礎を」というご依頼でしたので、そのように原稿をつくって伺いました。
夏の定番アロハシャツ&サンダル履きという講師に相応しくない恰好で演壇に立つ(或るいはすわる)のが私の常態となっております。
きちんとした服装で臨んだ方がよろしいかという気持ちもない訳ではないのですが、以前着ておりました背広は私自身が急成長したせいで最早や着られなくなっておりますし、新たに購入できるほど裕福でもございません。それに特別「いい恰好」をするのも何となく厭かな、とも思いますので、何処に伺う際も敢えて普段着で出向いております。
講演の様子です。規模の小さい講演でしたが、オーディエンスのみなさんはどなたも演題に興味を持って前のめりに聴いてくださいまして、一ト通り喋り終わった後の質疑応答でも沢山ご質問くださいました。
「訊きたいこと」が出てくるということは、私が喋ることをきちんと聞いていてくださったということですし、更に深い智識を得たいという気持ちの表れでもありますから、大変有難いことであります。
交通費及び宿泊費を出して頂けるならば、
私が喋れる演題でしたら何処でも喋りに行きますので、よろしければご依頼くださいませ。性的少数者のこと以外についても喋ります。
さて、私の喋り+質疑応答で90分間の講演を終えた後は、別件で居酒屋にお誘い頂いたので、行って参りました。私は酒の類いが一切飲めなくて飲むと洩れなく生命の危機に陥りますので、居酒屋というのは普段は用事のない場所です。以前行ったのは10年ばかり前のことだったでしょうか。
ここで頂いた「ささみ梅じそ串」(写真中段)が非常にとても大変すごくちょーめっさおいしかったのです。空腹だった&脂のない鶏肉大好きというのもあってのことかもしれませんが、もう何年もこんなうまいものは食ってなかったよというくらいのうまさ加減。こればっかりあと5〜6皿食っとけばよかったなと帰宅後も考えておりました。
自分で調理も後片付けもしなくていい食事とは、何と有難いのでしょう。しかもおいしいなんて……!
居酒屋メニューを頂きながら何を飲んでいたかと申しますと。
この写真ではラムネを手酌しております。ほか、柿酢ソーダ(この日訪れた土地は柿が特産)やメロンソーダなど……私、炭酸飲料を飲むとほろ酔い気分になれますもので。
お誘いくださったみなさんと愉しい一ト時を過ごさせて頂きました&何と飲食費全額奢って頂いて有難いやら恐縮するやら。
この日は入手したばかりのワカルバッジを胸に付けていたのですが、誰にも気付かれず終いでした。ちょっと寂しい。
今日もなんとか生きました。生きてるだけでいっぱいいっぱい。
私の毎日を端的に表してくれておりますワカルくん。
ここで購入できます。みなさんも如何ですか&「
夜廻り猫」読んでね。
【おまけ】
居酒屋で撮って貰った写真を頂いたので、公開。
シャツがパイナップル柄だし、コワクナイよね。