衛澤のどーでもよさげ。
2010年10月15日(金) 常備品。

定期通院日に自分が受診する順番をずばり当てるまでに待たされ慣れている衛澤です。毎回平均一一五分待ちです。

私は外出時にできるだけ鞄を持たないようにしています。手に何か持って歩くのが苦手だからです。だから、鞄が必要なときは肩に掛けられる鞄を用います。いまはメッセンジャーバッグを幼稚園掛けにして街中を歩いています。

このメッセンジャーバッグが、買ったばかりの頃はそうでもなかったのに、近頃やけに重いのです。体調の奮わないときなどは肩が凝ってしまうくらい。何がそんなに重いのだろうと中身を改めてみますと、書類や筆記具、本などのほかに、一ツの透明パックが出てきました。パックの中には以下のものが入っています。
・アーミーナイフ(十徳ナイフ)
・六mm幅メジャー(三.五メートル)
・LEDライト(単四電池×三本)
・携帯電話用乾電池式充電器(単三電池×二本)
・折りたたみ式双眼鏡

どれも「いざというときに」必要になる品ばかり、のはず、です。まだ「いざというとき」に遭遇したことはありませんが。
乾電池を使用しているものが複数あるのでそれが重さのもとになっているのですが、単品で見ると一番重いのはアーミーナイフです。コピー商品ではなく、ビクトリノックス社の純正品なので重厚かつ堅牢であります。その分重い。

持ち歩いていても必要になる場面には滅多に出くわしはしませんが、なろうことならその方がいいのです。「いざというとき」は大抵困ったことが起きているときですから、そういう場面には遭遇しない方がいいのです。
使わないことを第一義として持ち運ばれる道具たち。私は「重いなあ」と不平を呟くことがあっても、この道具たちを持たずに外出することはおそらくしないのだと思います。備えなくして徘徊する度胸がないと言いますか。


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