2006年07月20日(木) お前か!
少し前から、ルウを使わずに数種類のスパイスを自分で調合してカレーをつくる、ということをしています。手許にあるスパイスを毎回全部使うのではなく、今日はこれとこれとこれを入れてあれとそれは入れない、という感じで組み合わせを取捨選択しつつつくっています。そして判ったことが。
カレー独特の、「カレーの匂い」としか言い得ないあの匂いの中心は、ターメリックにあったのです。
カレーの黄色っぽい色の素がターメリックだということは知っていましたが、匂いの核の部分までがターメリックだとはよもや思わず、ちょっと吃驚しました。だって、ターメリックだけの匂いをかぐと、カレーの匂いではなく、とても精神衛生上よろしくない匂いがするのですよ。
だから「まさか」と思っていて、しかし今日、たまたまターメリックが入っていなかったところに少しだけ混ぜてみると「あの」カレーの匂いがしたので、確信したのです。厭な匂いも薄めればいい匂いになる原理がここにも。
このようなことはぼくがいままで気付かなかっただけで、世間さまでは知っていて当たり前のことかもしれませんが、いままで知りたいと思っていたことを、伝聞した智識からではなく自分の行ないによって知ることができた、それがとてもうれしくて、ただいま有頂天です。
【今日の矢先に】
歩数計を購入した途端に連日大雨。