ほしいものが増えてきました。
電子辞書。
国語大辞典と漢和大辞典と古語大辞典と類義語大辞典と英和英辞典が入っているやつ。システム手帳程度の大きさで字が大きいのがいい。逆引き国語大辞典や独和独辞典が入っているとなおよし。国語辞典は大辞典でないと使えない。
それ以外のものは入っていない方がいい。
類義語辞典が入っている電子辞書って少ないみたいだ。
シュレッダー。
A4判以上の大きさが処理できて、場所と電力を喰わないやつ。できるだけ安くて駆動音が静かなのが望ましい。ハンドルを自分でまわすやつでは処理しきれない。フィーダのようなものが使える機械はあるのかな。
書棚。
棚板が狭い、つまり薄い書棚がほしい。売っているけど、買っても置く場所がない。現在使っているスライド書棚を処分してそちらに全部の本を入れ替えたいのだが、その作業をすることを思うとちょっと気が重い。本は書棚に収まっている見掛けの三倍以上はあると思っておいた方がいいからな。スライド書棚を引き取ってくれる人もほしい。
加湿器。
寒くて乾燥した日は「明日こそ買おう」という気になるが、やっぱり何処に置くかを思案しなければならないし、冬以外に使うときがないような気もする。メンテナンスは大変ではないだろうか。
テンピュールの枕。
或る筋から聞くところによると、ほんとうによく眠れるのだそうな。昨夏に買った三〇〇円の蕎麦殻枕はもう駄目になってしまったよ。
にゃも先生と同じのでなくてもいいです。
姿見。
自分の姿を見るのは厭な性分ではあるのですが、ときどき全身図を見ておかないと自分の姿を忘れてしまうので。
探してみると壁掛け型ばっかりだった。床置き型でキャスターが付いているやつがいい。見たくないときは壁側に向けておけるように。
……自分を見ると何だか憂鬱になるんだよ。
こうしてあれこれほしいと言いつつ、もしも金持ちになったとしてもほしい全部は買わないような気がします。幼い頃に自由帳に書いた「ほしいものリスト」に列挙したものを実際に稼ぐようになってから買ったかと言うと、そうでもないもんね。
じゃあ、金持ちになっても生活はいまのままか、と言うと、やっぱり違うのだろうと思います。表面上変わりがなさそうに見えて、少ーしずつ部屋の中に
デアゴスティーニの雑誌が増えていったりするんだよ、きっと。
【今日の疲弊】
電話をかけるって、とっても疲れる。