衛澤のどーでもよさげ。
2005年12月16日(金) 華麗に加齢。

またもや一日お休みを頂いてしまいました。
昨日は半年ほど会っていなかった友人が来宅してくれて、彼女の依頼で書類を制作したり「J」のヒトたちについて話し込んだりしていました。その時間は愉しく過ごせてよかったのですが、その間もずっと気に掛かることがあったのです。

急に眼が見えなくなってきているのです。
最初は疲れ目かと思っていました。いつも作業しているPCのモニタに表示されている文字がぼんやりして見えづらくなって、それは視神経を使い過ぎたかくらいにしか思っていなかったのですが、二日ほど前から視野が斑点状に欠けるようになってきました。字を読んでいると行の途中だけが何かで遮られたように読めない。その遮られている部分というのが、丁度モニタの「ドット落ち」みたいな感じなのです。
それが、モニタを見ているときだけでなく、壁を見ても紙を見ても自分の手を見ても、ところどころが黒く抜け落ちていて視野が全体的に薄暗い。眼がドット落ちしている感じ。

以前に何処かで、脳の血管がぷちっと切れるとこんな風に視野が欠けるという症状が出る、なんてことを見聞きした憶えがあって、寒い時期だし知らないうちにぷちっとやっちゃったかな、と多少薄寒く感じてはいますがまだ病院には行っていません。
行っておいた方がいい病院は二、三あるのですがどれも「行かないと」と思いつつずるずると行かないままになっています。この上更に病院を新規開拓しなければならないのは面倒だな、なんて思ってしまう訳です。いまはまだ「見えづらい」だけで「まったく見えない」訳ではないので。

しかし、もの書きが最も大切にしないといけないのが眼です。眼が見えなくなったら読むことも書くこともできなくなってしまいます。
もの書きが大事にしなければならない部分の第一が眼、次が手、頭は更にその次で帽子掛け程度の重要さでしかありません。頭が駄目になってものごとを考えられなくなったらもの書きとしては存在し得ないのでその時点でこの世から消えてしまえばいい訳です。
と、翻訳家で作家の矢野徹先生が御生前に御著書の中で仰っていましたが、ほんとうにその通りだと思います。年内には病院を探して受診しようと思います。……でも眼科医にはあまりいい思い出がなくて。

望むと望まざるとにかかわらず、年を喰うとこうして身体にがたがくるのです。「アタシにはカンケーないもーん」とか思っている若者にもこういう日は何れやってくるのですが、それを実感できずにカンケーなさを満喫している青少年を見るとちょっとほくそ笑んでしまったりするのが私です。


【今日の強者】
The Best "Pleasure II"」を「中ジャケ買いする!」と宣言する人発見。


エンピツユニオン


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