衛澤のどーでもよさげ。
2005年10月04日(火) 秋霖の午後に。

さーて気候もよいことだしちょっと(かなり)やっつけっぽいけど気に掛かっていた作業も済ませたし、ばりばり仕事するぞー!
……と思っていたのですが、ざーざー雨が降り出すし、いざ仕事の態勢に入ると急激にテンションが下がってくるし。雨が降っても仕事はできるんですけどね。むしろ、こもって仕事をするときの大雨は歓迎です。

「やらなければならないのだけど、やりたくない」仕事ってのが一番厄介ですね。「やらなくてもよいが、やりたい」仕事と同じくらいの停滞振りを見せてくれます。
……別名義の仕事をしなくてもよい生活を心底望みます。
「やりたくない」のは、いま抱えている仕事に情が持てないからなのでしょう。仕事そのものよりも「情を持つ」ことに主眼を置いてみることにします。
「情を持つ」ことを努力する一方で、「情を捨てる」努力も、ぼくはしなくてはなりません。

既にぼくの手から離れたはずの者たちが、ぼくの仕事の手を止めることがたびたびあるのです。彼等にはそれぞれ自分の生活があって、ぼくはそこに介入できる訳ではないのに。彼等は既にぼくを必要としてはいないのに。
「いい加減オトナにならなけりゃさあ」と、ちょっと大人びたヤツが遠くから苦笑混じりにぼくに言います。判ってるよ、と「あの頃」のヤツに似た乱暴さで言い捨ててはみるのですが、ぼくはなかなかそれがうまくできないようです。


【今日の記憶の底で】
風呂上がりに飲むのはやはり「りんご水」だ、と思っています。


エンピツユニオン


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