ぼくが別名義で原稿を納めている某サイトさんには、一日に16000〜18000人ほどの閲覧者がやってくる。ぼくが書いたものもそこに掲載されていて、(いまのところ)自由に読んで貰える。
さて、一日にやってくるのべ16000〜18000人ほどの人みんながぼくの作品を読んでくだすっているかというとそんな訳もなく、閲覧者の1割程度、1600〜1800人くらいの人が眼を通してくれていればいいところ、くらいに考えておくのが妥当なところだろう。
で、読んでくだすった人のちの1割、160〜180人くらいの人がぼくの(別名義の)個人サイトを訪れてくれていて、そのうちの1割、16〜18人くらいが掲示板を覗いてくれていて、そのうちの更に1割、1.6〜1.8人、つまりひとりかふたりが書き込みをしてくれているんだろう、という推測が立つ。
この推測が事実とどんぴしゃり合っているところがすごい。実際に、別名義サイトのカウンタのまわり方は一日170前後だし、ぽつぽつと見掛ける見知らぬ人からの書き込みもひとりふたりのペース。
400字詰30枚前後の読切小説を4分割くらいにして週1回くらいのペースで「第1話」、「第2話」という風に掲載してくれていて、最終話である「第4話」が掲載された当日と翌日は感想の書き込みがそれまでの5倍に跳ね上がるという驚くべき現象を見た。衛澤名義では経験したこともない現象。吃驚した。
別名義で御世話になっているサイトさんは、金はあまり掛からないけれど手間が怖ろしく掛かるんじゃないだろうかということが簡単に推測できる地道な広報活動でサイトの認知度を上げていた。その広報の一部をぼくが見掛けたことが縁で原稿を書かせて頂くことになった訳なのだけれど、先ずはコンテンツを見なくても訪れてくれる人が10000人/日を越えるくらいの認知度を獲得しなければ、そこに掲載されている作品も先ず読んで貰えないと考えて差し支えないんじゃないかな。
商業ベースで動くのであれば、これくらいのことはしなきゃいかんよ。と、しみじみ思うのだった。この別名義で御世話になっているサイトさんは、成功例に入れていいんじゃないかと思う。
【今日の改める気もない】
最近やけにメディア露出が増えてきた仲間由紀恵さんの人気急上昇振りに戸惑う。「あなたも私もポッキー」とか「ヤンクミ」とかいろいろやってなさるけれど、どんなところにどんな恰好で登場したところで彼女を見た私が言う台詞は「あ、貧乳」。
……何もかも「TRICK」のせい。
上田次郎のせい。