衛澤のどーでもよさげ。
2004年09月29日(水) 国語を考える。

国語教科書から消えた名作 復活本が親世代に人気
……だそうです。

「チックとタック」や「太郎こおろぎ」って、丁度ぼくが小学生のときに授業で読ませて貰った作品なんですよ。特に「チックとタック」は担任の先生から「本読みが上手」「読み取りの能力に長けている」と誉めて貰って、「国語」という教科をとても大好きになるきっかけになった単元でもあります。安野光雅さんの挿画が素敵だったこと、いまでも憶えています。

義務教育のカリキュラムは5年ごとに改定されるらしいです。85年を最後に見られなくなった、ということは、その年の改定でカリキュラムから外されてしまったのですね。その後任に就いた作品は何だったのでしょう。気になります。

ぼくが住んでいる市では公立学校は光村図書さんの教科書を採用していて、だから「光村ライブラリー」なんて御宝そのものですね。それにしても「親世代に人気」ですか……ぼくも親になっていておかしくない年令なのですよね。年令だけはね。

国語の授業内容が「読むこと」を優先順位の最下位に置くようになったとは大変に嘆かわしいこと。国語のみならず外国語もそうなのだけれど、「聞く・話す」が一番簡単なこと。次が「読む」、「書く」のが一番難しい。こんな教育をしているから「読めない」若者が増えているんじゃないの?

「男のくせに」は性差別に繋がりますか。
性差別と言うよりは「〜のくせに」と「〜」を見下してしまうところに問題があるのではないかと思うのですけどね。だから某有名漫画の「のび太のくせに」なんて出版コードで規制しなくてもよいのかとちょっと心配になったり(笑)


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