衛澤のどーでもよさげ。
2004年09月24日(金) 年寄りじみて。

なけなしの金銭で安ーいドリンク剤など気休めに飲みながら原稿執筆に取り組んでいます。いまと同じようにきゅうきゅうに執筆作業を詰めてドリンク剤を飲んでいたことが以前にもあったような……気がするのではなく、確かにありました。

コンビニエンスストアでのドリンク剤の販売が解禁になった頃ですね。当時私はまだ20歳代だったというのに毎日のようにドリンク剤を飲んでいました。いま思うと金持ちだったなと(視点はそこか)
当時の私はまだ兼業作家で朝から夜半まで会社勤めをして、深夜に少しずつ原稿を書きためるということをしていました。休日は「のんびり」などという時間を取ることもなく(取っている場合ではないのはいまも同じですが)ほんとうに「必要なこと」以外はしていませんでした。掃除、洗濯、買いもの、原稿。

そう言えば、あの頃書いていた長編(ヒコーキが出てくるやつ)といま書いている連載とは、舞台が同じ街だな、といま更のように気付いてみたり。
テーマもまったく違うし出てくる人たちも全然違うのですが、同じ航空軍基地の街が舞台で御話の構成が長丁場を想定したものとなっていることは共通しています。そしてドリンク剤を飲みながらの執筆、という点でも。

ドリンク剤が「効く」ものだとは私も思ってはいないのですけどね。でも「効いたような気」はしないでもないので、プラセボ効果でもないよりはましだなあ、ということで。


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