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笑ってた。 いつもわらってた。 いつからだろう、笑顔を絶やさなくなったのは。
笑ってないと一人また一人と離れていってしまうようで。 怯えを笑いにすりかえてた、自分の中で。 笑うたび 臆病な自分を押し殺して 隠して 安心していた。
皆に好かれたいと思っていながら、いつも距離を保っていた。
近づき過ぎると 離れた時、喪失感に耐えきれないだろうから。 つい期待してしまって、裏切られてしまうのが恐いから。
もう期待なんてしたくない。 待ってるだけじゃダメだってわかってる。わかってるよ。 でも…勇気ない。傷ついて…求めたくてもダメなの。
弱虫。 なんて醜い?
あたしの存在価値ってなんなんだろう。 誰のためにいるの?なんでいるの? 今こうやって生きてるだけで満足できないんだ。
こんな自分がすごく嫌い。嫌い嫌い嫌い嫌い。
そうして結局は自分がかわいいと思ってるんでしょ。
ただ単に信じてないだけなんだから。
こんな自分が一番かわいいんだから。傷つきたくなんてないんだから。
逃げて逃げて逃げて自分を正当化するために何か漠然としたものを求めて。
なんて卑怯な生き物。
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