2003年11月19日(水)
こんな夢を見た

夜中に目が覚めたが、私にしては珍しく鮮明に夢の記憶が残っていた。

広い事務室のような、研究室のような場所で実験をしている。かたわらでは事務局員が仕事をしている。実験をしているのは劇団員や大学の同僚、知人の10人くらいだ。ガラス張りの縦長の箱の中に一辺が10cmくらいな透明な箱を入れ、スイッチを入れるとその小さい箱からグツグツ煙が立上っている。何をしているのかと訊くと原子力発電でチーズを作っているのだという。夢の中ながら、こんな設備では放射能にやられてしまうのではないかと危ぶんでいた。しかし、誰もまったく疑問も不安も抱かずに作業を進めている。できた、と誰かが叫んでスイッチが切られる。

チーズを持って外へ出ると、急に場面が変り、急な坂を滑り降りていた。どうやらスキーをしているらしい。大きな荷物を抱えた子供がなかなか降りられないでいるので降りるコツを教えている。やっと降りてこられた。

そこで目が覚めた。とりとめもない夢ではある。

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大学へ行くと試験運転で暖房が入っていた。ほっとする。学校の暖房にはいろいろな想い出がある。

以前、十一月なのに冷え込んで、凍えるような天気があった。まだ中旬だったので試験運転もできなかった。アメリカ人の教員が「こんな寒い教室で勉強させるのは非人道的だ。学生は洟をすすっていた。この大学は人間を何だと考えているのか!」と助手に向って憤りを爆発させている光景に出くわしたことを思い出す。

国立大学では教えたことがないらしい、とその時思った。某大学では十二月に入るまでどんなに寒かろうが試験運転も何もない。学生も教員も防寒態勢を固めて授業に臨んでいる。しかも、十二月に入っても午後には節電と称して、暖房は切られてしまうという徹底ぶりだ。

あの時、怒声をあびせていたアメリカ人は天の計らいか、明くる年北海道の国立大学に晴れて就職した。さすがに北海道では国立大でも十一月にもなれば暖房は完備だろう。

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引越しのご挨拶

今日で気まぐれ日記はエンピツから引越しする。2ヶ月の短い間の書込みだったが、今度はshiromukuさんのcgiをdownloadさせていただいてaaacafeに自分で設置した。気まぐれ日記第3版 URL="http://f19.aaacafe.ne.jp/~tosenkyo/cgi-bin/scf_diary/scf_diary/"の誕生である。これからもよろしく!


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