2003年11月14日(金)
嗚呼パソコン!

パソコンというこれほど不便な便利を世界中のひとびとが使いつづけているのはひとつの不思議だ。きっとあと20年くらいしたら、こんなに馬鹿げた時代があった、と笑いぐさになっているかも知れない。ちょっと考えれば分るように、これほどしょっちゅう壊れたり、作動しなくなったりする家電や機械が存在すること自体が奇妙だ。そんな家電を作るメーカーは即刻つぶれるだろう。そんな自動車など誰が買うだろう。

しかし、パソコンだけは例外らしい。技術が追いついていないから、と誰もが諦めている。実際はそうではないだろう。ほんの一握りの(あるいは、ひとりの)利権にしか念頭になり人間のためにこんな状況が作り出されている。そもそもMS-DOSにしたってかなり他人のアイディアを盗用している。たまたまそのアイディアの持主が利権にはとんと関心がないねっからの技術屋だったからそんなことが可能だった。

毎日のように修正パッチの情報が送られていると、だんだん考えることも投げやりになってくる。

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今日、研究室のパソコンでメールを開くと英語で「おめでとうございます」という件名のメールが届いていた。

読んでみるとLottery Winners International programsという団体の主催するインターネットくじで、私のメールアドレスが五千万円($500,000)くじに当選したというのだ。そして、12月15日までに手続をしないと五千万円の権利が無効になるという。

手続をするべきメールの宛先を見て冗談と気づいた。アドレスがjmeterry05@netscape.netなのだ。そんな権威のあるはずの団体のアドレスがフリーメールというのだから笑ってしまうではないか。ひまな人間もいるものだ。

調べてみると有名なインターネット詐欺(scam)らしい。興味のあるひとはこちらをどうぞ。http://www.sheilafreemanconsulting.biz/scams.htm


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