::KEiMOの世界::



口だけ大将  2002年07月06日(土)
アリッサの面倒をみながら、
「あたしも嫌な大人になっちまったな」
と、つくづく思う毎日。

たとえば、ゴハンのとき。
「野菜もちゃんと食べなさい!」
「ほら、ちゃんと見て食べないからこぼすんでしょ!」
「牛乳もちゃんと飲みなさい!」
「おしゃべりしないで食べなさい!」

たとえば、宿題をさせるとき。
「本をそのまま写すのは感想文とは言わないよ」
「なんで言われないとズルするの?これはアリッサの宿題でしょ」
「だめだめ、そんな汚い字じゃ9だか7だかわからないでしょ」

たとえば、歯を磨くとき。
「もっとしっかり磨きなさい」
「奥歯ぜんぜん磨けてない。それじゃ虫歯になるよ」

たとえば・・・
「そんな汚い言葉使って。お行儀悪〜い!」
「大人がお話しているときは、口出しちゃダメでしょ」
「いいから、あっちで遊んでて」
「そんなにテレビばかり見てたらおバカになるよ」
「どうして使ったオモチャを片づけないの?無くなってもいいの?」
「おばけなんていないんだから、1人で眠れるでしょ?」



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・・・ほとんど全て、順子に口うるさく言われてたこと。
「子供が出来たら伸び伸び育てるんだ!」泣いて誓った子供の頃のあたし。
『ひょうきん族』が見たくて見たくてたまらなかった。
読書感想文は、「あとがき」をかいつまんで書いていた。
大人の長話に我慢ならず邪魔をして、
2階の廊下が怖くて1人であがれなかった。
都合が悪いと泣いてごまかした。



 そして


ピーマンも人参も食べれない牛乳も大嫌いな現在のあたし。
片づけが苦手で横着者、順子の小言は逆ギレでかわす。
買ってはみたものの手つかずな英会話の本たち・・・


カナーリ棚の上にあげまくってます。
いつから、こんなになったんだろう?
もう、あたしはピーターパンと空を飛ぶことは出来ないのね。














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