My Precious Memories

2006年03月04日(土) 花束の贈り物

哀しみの花束を売り付けられて
文句も言えず家の花瓶に飾った

重たい空気が広がっていく
霧のように何も見えないの
この空間に満ちて居るのは
生と死の狭間が上げる囁き

だから瞳を閉じてみる
何も関係無いのだから
哀しみも喜びも一緒で
あたしにとっては一緒
切ない最後のデートみたいに
いつまでも感覚だけを確かめたまま
立ち尽くして居るあたしが居るのよ


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