あたしも人魚になりたかった
嘘吐きは嫌い でも最後まで判らない嘘なら許す
魔女にこの脚を貰ってからは あたしは大切なモノを忘れてしまった そんな気がして居る あたしは只あなたと同じ大地を歩いてみたかった 其れだけだったのに
責めるように押し寄せる波は あたしに何を伝えようとして居るの 今のあたしにはあなた達の声すら聞こえ無い
抱き締め合った温もりは確かだったけれど やっぱり少し違う気がした 海にも帰れないあたしは陸でも迷子になった 大嫌いになれたら楽になれるのかな 一生無理なお話だけど
人魚になって 泡になって 消えたい
消えてしまいたい
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