My Precious Memories

2005年07月17日(日) 朱文金

閉鎖的な水槽の中で泳いでる朱文金
眩しい緑の水草と戯れたり
時々古いトンネルに隠れたり
自由気ままに好きなように泳ぐ
夏祭りの度に訪れる新たな出逢いと
数週間後に訪れる掬い上げられる別れと
残された敵と戦いながらも
人工的な水泡と薬で生きてる朱文金

水面に影が出来れば勝手に口をパクパク
そんな池の鯉みたいな馬鹿なコトはしない
でも何度も騙されても必死で口をパクパク
そんな姿は愛みたいな気持ちに似てるかも
でも一人芝居だったら意味無いんじゃ無いの?
だから朱文金は絶対に上を向かないで泳ぐ

水槽のガラスに当たると死んでしまうのは
マンボウだけできっと朱文金はいつの日か
それを通り抜けるコトが出来るのだと信じ
だけど痛いし怖いから今日も只
閉鎖された水槽の中で泳ぐだけ
与えられた自由を味わいながら
真の自由が訪れる迄泳ぎ続ける


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